電車で隣の人が眠って、もたれかかってきたときに気分よくいられる方法

カタンカタン、カタンカタン・・・

仕事帰りや遊び疲れた帰り道、電車の中で座ると疲れもあって知らず知らずに眠りに落ちていきます。
ふと、隣の方にもたれてしまい、グイと腕を動かされ目が覚めますが、また睡魔が襲ってきます。

一方もたれかかられた方は、隣の方の重みを感じ不快になったり、イライラしたり色々な気分を味わいます。

そんな光景を目にしたり、体験をした方は多いのではないでしょうか?

先日もそんな光景を見ました。

電車の中での光景

眠って体を揺らしている方をAさん。
もたれかかられる方を仮にBさんとします。

Aさんは相当疲れているのかウトウトと眠り、Bさんにもたれかかっては何度も姿勢を直します。
Bさんはスマートフォンに夢中で初めは気にしていなかったようですが、何度ももたれかかってくるAさんに止めてもらうように腕をほんの少しだけ動かして、またスマートフォンに熱中します。

だんだんとBさんの眉間が険しくなります。
でもそんな状況であってもスマートフォンに熱中しようとしているように見えました。

その内耐えがたくなったのか、Bさんは腕をほんの少し動かし始めます。Aさんはその度に体を戻しますが、だんだんと体勢が崩れてBさんにもたれかかります。

とうとうBさんは何度も何度も腕を動かして、Aさんを起こしながら、口は「やめて」と動かしています。

不思議に思ったのが、近くにいくらでも席が空いているのですが、それでもBさんは席から動かずスマートフォンになんとか熱中しようとしているように見えました。
初めは「知り合いなのかな?」とも思ったのですが、そうでもないようなのです。

こんな状況に置かれたとき、あなたはどんな行動をとるでしょうか?
自分が心地よいまま過ごすにはどんな方法がありそうでしょうか?

全ては、自分がほんの少し見た風景から想像した話です。
本当は、全く違う事情や心の働きがあったのかもしれませんが、こんな状況の時、皆様ならどんな方法で自分をケアしてストレスを減らすでしょうか?

自分をケアする方法

不快な状況でも脱出するための様々な可能性があります。
もしも、自分がBさんの立場だとしたら自分はどんな行動をするでしょうか?

私が思いついたのは下の選択肢です。

  1. 席を変わる
  2. そのままにする
  3. そっと相手にうながす
  4. 相手に伝える

どの選択肢も、見方次第では、自分が犠牲になるような感じにも、相手と自分をケアできる方法にもなりそうです。

1の「席を変わる」という方法の場合、怒りや不快な思いから反射的に立ち上がるよりも、自分で決めて立ち上がったときは、気持ちよく席をかえられそうです。そして他の席に移動してもそれほど気にせずスマートフォンに戻れそうです。
自分にワークをしていれば、プランを立ててより実行しやすく、自分の行動に集中できます。

2の「そのままにする」方法ならどうでしょうか?
状況が変わってなかったとしても、自分が被害者ではなく、自分で選択したときにはそれほど気になりません。
自分にワークをしていれば、Aさんからの影響も少なく、自分自身を必要以上に不快な立場にすることはなさそうです。

3の「そっと相手にうながす」方法ならどうでしょうか?
誰しもグイッと押されれば腹が立ちやすくなります。
反射的に怒りや腹立たしさから接触すれば、相手にも気持ちが伝染しやすく、「そんなに強く押すことはないだろう!」
と言う風にトラブルになりかねません。
怒りからではなく、自分をケアする立場からそっと押せば、もしもの時にトラブルになりにくいと思います。
自分にワークをした状態なら接触の仕方に違いがあり、自分の気持ちに変化が起こりやすく、落ち着いて促すこともできるかもしれません。
先ほどの話のBさんはこれを選択していましたが、険しい表情の不快な状況のまま行っていたことになります。

4の「相手に伝える」の場合はどうでしょうか?
これは私にとっては難易度が高そうな方法です。
もしも行うなら、相手にプレゼントをするように言葉を選びます。私の先生の一人は「自分が相手に言いにくいことをいう時はプレゼントをするように言う」とおっしゃられたことがありました。
怒りからの忠告では言い合いになりかねないですが、相手にプレゼントをするようにお話しできたなら少しは変わるかもしれません。
ワークを行い、プランを立てて行った場合、ひょっとしたら相手が受け取る情報が違うかもしれません。
どのように行っても相手によっては難しい方法でしょう。

自分ならば、1の席を変わるか、2のそのままにしているだろうな・・・と想像します。

でも少なくとも、自分がイヤな状況のためにストレスを溜めるよりは自分をケアできる気がします。

表情と血流

人は難しい状況や、苦しいときに眉間にしわを作ることが多くなります。
自分が大変だと思うとどんどん眉間にしわが寄ります。

自分もよくやってしまうので、初めて聞いたときびっくりしたのですが、眉間のしわや口角(口の端)を怒ったときの形にするだけで視床下部の血流が変わり、温度に変化がでるそうです。

視床下部は自律神経の中枢。ほんの少し表情の習慣を変えるだけでも、体の見えない所では変化が起きているということです。

逆に嘘でも笑う方法だと、この逆の現象が起こるそうです。
作り笑いでも血流は変わるそうです。

「苦しいときでも笑う」という言葉の意味を改めて考えさせられる話です。

いい顔

私の父が昔よく「いい顔してるか?」「いい顔をしている」といった言葉言っていました。

これは顔のつくりの良し悪しではなく、その人の表情に「何か」があらわれています。
つまり、面構えが違うのです。

今でも、よく思い出し、鏡を見たときに自分に質問しています。
「いい顔してるかな?」

眉間にしわを寄せて難しい顔をしているときもあります。そんなときはそんな表情になる状況に心当たりがあります。
今日のベストを尽くすため、そんなときこそ自己へのワークを行います。

不思議と自分にワークをしている時、自分が望んでやっているときには自然と気分や表情も変わってくることが多いのです。

電車の中で、怒りから行動するよりも、建設的に自分をケアしながら行動した方が、その人はいい顔になります。
さらに、自分にワークをしていると、結果がどうあれ、その後も不思議と気分が良いのです。

ワークの効果は説明しきれるものではありません。人によってまったく恩恵が違うからです。少しずつ「その人らしさ」が表れ、後から効果がやってきます。ワークは「ある効果」を狙っているわけではなく、自分自身の使い方・自己の取り扱い方だからです。
でも、そのプロセスには自己をケアする流れがあります。
自分をケアでき、どんどん自分や他人に優しくなれるワークにあなたも参加してみませんか?あなたが参加することによってきっとあなたも参加者も豊かになっていきます。

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